CRONO GAIZER ー 時空の結び目 ー

2017.8.18(金) /19(土) 限定公開! 2017.8.18(金) /19(土) 限定公開!

映画公開に寄せて… 脚本・監督 畑澤和也

映画公開に寄せて…

「クロノゲイザー」脚本・監督 畑澤和也

「クロノゲイザー」は2016年7月にカプセル兵団の吉久直志氏が作・演出をしてくださった舞台「時空警察クロノゲイザー」が元になっています。
「時空警察クロノゲイザー」は、僕が2001年よりテレビシリーズや映画、舞台などで作り続けてきた「時空警察ヴェッカー」シリーズの集大成となるお話にして頂きました。
本作はその物語の最後に誕生した「ヴェッカー」に変わる新しい組織「クロノゲイザー」の物語のプロローグと言えます。

本作に登場するハルカ・カナタは舞台の主人公でもありました。中村柚香、小林美鈴、田中梨絵(舞台では梨恵)、山本智美も舞台にも少しだけ登場します。
1年前の舞台が終わってすぐぐらいから、ハルカ・カナタと4人の友人たちの物語を映像(映画)で撮りたい!と思っていました。
本作は(舞台も、これまでテレにや映画も)「時間」をテーマとモチーフにしています。

「時間」は誰にも平等にともたらされ、均等に過ぎていく。過ぎていく時間は取り戻せないし、とどめておくことも出来ない。だからこそ守るべきものであり、そのために時空警察なりクロノゲイザーがある、という事なのですが、本作ではあまりタイムパラドクスやそれを巡るアクションなどには注力していません。
高校3年の3学期。今や僕にとってははるか昔の「時間」になってしまいましたが、その3か月は高校最後の3か月であり、子供時代の最後の3か月だったと思えます。
時折遠くから見る制服姿の少女たちはとてもキラキラしていて眩しい。彼女たちのキラキラをそのまま美しい映像に切り取って写し取って残しておけないか…と思いました。
彼女たちの高校3年の最後の3か月という「時間」を切り取って残したい…という想いで、「当たり前の」高校3年の少女たちの「時間」を丁寧に撮影し切り取り、映画にしてみました。

キャストは(エキストラも含めてそのほとんどが)現役高校生で、撮影時期も2月~3月というリアルな「時間」に拘りました。
「当たり前の」少女たちも、歴史に名を残す偉業を成し遂げるかもしれない。そして彼女たちがあの「時間」を思い出す時、はるかかなたに想いをめぐらす時、あの少女の姿が思い出されるでしょう。

『クロノゲイザー 時空の結び目』特別予告編